ダイの歯がまたはえてきた。いっぺんに3本うすく見えている。ソファの上で歯を見ようとしたところ、ダイが嫌がってのけぞり、うつぶせの状態で落ちてしまった。あちゃ!と思った時は、もうダイは大泣き状態で、急いで抱っこし背中をぽんぽんしても泣き止まない。しばらくして泣き止み、顔を見たら唇から血がポタポタ出ていた。今度は私の方が驚き慌てて、取りあえずセントラルの小児科に電話をしてみた。通じたかどうかわからなかったが、とにかく来て、と言う事で病院にタクシーで向った。タクシーに15分くらい乗っていると、その頃には血もとまりダイは痛いのも忘れて笑っており、慌てて電話を掛けたのがばかばかしくなってきたが、取り合えず、病院に向う事に。
先生に怪我を見せたところ「大丈夫、薬を出しますよ」ということで、消毒もせずに終わってしまった。せっかくタクシーで海底トンネルを渡ったので、まだ受けていないインフルエンザの予防接種をしてもらう事に。ダイは多少アレルギーがあると思っていたので、インフルエンザを受けるのをためらっていた(ご存知の通り、インフルエンザの予防注射は卵を使っている)のだが、調べてもらう事にした。日本で以前血液検査で調べてもらった時は、何もでなかったのだが、今回はパッチテスト。 私が疑わしいと思っていたのは、カフェイン、アルコール、卵、牛乳。それ程ひどいアトピーではないので、疑わしいもの6種類だけ調べてもらう事になった。卵は黄身と白身を分け、小麦粉(これは疑わしくなかったのだが、急いで決めなければならなかったので)の6種類。カフェイン、アルコールについては、一番疑わしいと思っていたのだが、日本では調べるアイテムの種類に入っていなかったようで、調べてもらえなかった。先生が、アルコールはワイン、カフェインはコーヒーで調べるように指示を出していたようだったが、カフェインのところで看護士さん同士どうしよう!と話し合っていたようだった。先生が来て、広東語で何か指示をしていった。しばらくしてパッチテストにつける液を持って看護士さんが入ってきた。薬の小壜に入っているそれらの他に、小さな紙コップを一つ。そこにはなんと紅茶のティーパックのようなモノがはいっている。カフェインはやはり香港でも、あまりアレルギーの対象になるものでは無かったらしい。よく抽出されているのを見計らって、そのお茶を含めた6種類のパッチテスト。予想通り、アルコール、カフェインに、反応がでた。卵は白身の方がアレルゲンになると聞いていたので黄身だけに反応したのは驚いた。 私はまだ授乳をしているので、酒断ち、お茶断ち、チョコレート断ちは、まだまだ続くのである。
by hisa-i
| 2004-12-21 04:59
| 香港生活
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