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ローカルへの道

昨日は、同じマンションに住むKさんと、近所の佐敦の海鮮料理のお店に行った。佐敦でも家に近いところで、路地を入って2、3分歩いたところにある。少し前に見つけて、気になっていたそうだが、あまりにもローカル色が強いため躊躇していたとのこと。
子供を公園で遊ばせて(Kさんの娘Sちゃんは、偶然にもダイと同じ月齢で大の仲良し)街市で買い物をし、いざレストランへ。なるほど、地元の人以外は来ないような感じである。よく行く海鮮料理屋は魚やロブスターが水族館のような水槽に入れられているのに対し、ここでは釣ったばかりの魚が並べられている港のようである。そこで魚をさばいているおじさんは、写真は止めてねというように手を振っていたが、恥ずかしいから下向いているうちに撮ってくれよと言わんばかりのポーズで笑ってしまった。ローカルへの道_b0003621_5475837.jpg
ここで魚を選んで調理をしてもらうのだが、最初に選んだ魚は少し大きめで300ドル。美味しそうなだけあって高価な魚らしい。値段を提示され、思わずペンディーラー(安くして)と言ったら、別の魚を持って来てくれた。ほとんどのお店のスタッフは英語が全く分からないようだったが、マネージャーのような女性に「蒸して!」とお願いしたら分かってくれたようで、ほっとした。ローカルへの道_b0003621_5591220.jpg
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他のメニューはというと、全部広東語!英語は全くない。もう少しだけ佐敦の中心の方の海鮮料理屋はよほどローカル色の強いところに行っても、英語はもちろん、日本語メニューまであるところもある。Kさんと、なんとか漢字を読解し、「酸っぱい味で生姜の入った蝦球」というものを一つオーダー、たぶん、エビダンンゴの炒め物じゃないなんて話していたら、出て来たのは蝦をかりっと揚げた酢豚ならぬ生姜のきいた酢蝦だった。
あとは子供も食べられるように炒飯を頼んだ。炒飯はお店特製ということで、何が出てくるか分からなかったが、Kさんが筆談で、ダイのために「卵無しで」と頼んでくれた。
味はというと、とっても美味!蒸した魚は、思わず白飯をもらい、ソースを掛けて食べてしまった。蝦はカリッと揚げてあり、蝦の身はプリプリの食感、酢とケチャップという濃い味にも関わらず蝦の味が生かされていた。炒飯もしかり、最近食べた某有名レストランの同じメニューより美味しかった。海鮮料理のお店だけあって、ホタテや蝦の味はしっかり味わえる。
思わずまた「ホウメイ(おいしい)」と言ってみたら女マネージャーは笑顔でうなずいて去って行った。何回か通いたいお店になった。
by hisa-i | 2005-06-30 06:22 | 香港生活


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