今日、香港に来て一ヶ月目から通っている日本語プレイグループ「なかよし館」の最後の日だった。まだ一歳前からプレイグループに入れるなんて、「早期教育すぎない?」と思われるかもしれないが、外国に住む母親たちの悩みは深い。日本にいる親類知人には、「香港に住んでいるんだったら、英語と中国語、日本語の3カ国話せる子になるね〜」なんて言われる事が多いが、日本語以外の言葉も耳から入る事により、多かれ少なかれ、日本語が遅れてしまうという恐れがある。バイリンガル、トリリンガルという華やか(?)な言葉の裏には、どの国の言葉も中途半端で思考能力にも影響してしまう「セミリンガル」という言葉もある。英語の話せる人、広東語の話せる人に聞くと「日本語が一番難しい。もし日本語を話せる子供にしたければ、幼稚園や小学校の低学年までは日本語の教育でいった方が良い」という意見をよく聞く。
日本人夫婦の私達は、もちろん息子に日本語を母国語として育ってほしいと思っているので、自然と1歳前から日本人の先生による日本語プレイグループに入れる事にした。 先生は歌も上手で子供たちを乗せるのが上手かった。音楽に合わせて手を叩き、タンバリンをならし、踊り、歌い、楽しそうな子供を見ていると、入れてよかった〜と思っていた。 が、何故最後の日だったかというと、経営不振のために閉鎖するとの事。 同じ位の子供のための体操教室ももう既に閉鎖、こちらは先生の都合らしい。 SARSのあとの子供の激減、英語のプレイグループの多さ(本当に多い、香港はまさに早期教育天国!!)で生徒の確保が難しくなっていたらしい。スポンサーを探すなどのお手伝いをしてみたものの、あえなく閉鎖となってしまった。 日本にいれば、日本人のための施設は探さなくてもあるし、経営不振になる程、生徒の不足しているところは、それなりのところだろうから、あきらめもつく。次にどこにいったら良いのか、放浪するかのように見て回ったが、なかよし館に代わるところは見つからなかった。 この先、何年香港にいるかは分からないが、日本人が0.3%のここでは、どういうところに行きたいかというより、日本語のところはどこかで、決まってしまう。大人は、言葉が壁であれば躊躇せず乗り越えればいい(といっても非常に難しいが)。子供の場合は、ある程度、道筋を決めて進ませる必要があるように思う。日本人幼稚園も、話によると、生徒が一桁しか居ないところもあるらしい。まだまだ幼稚園は6カ所くらいあり、閉鎖予定ということは聞かないが、こういった話を聞く度に、先細り的な日本人向けサービスに不安を抱き、外国人として暮らす事がとても億劫になる。 by hisa-i | 2005-07-29 01:30 | ダイと私
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