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久々の東京に帰った浦島花子、豆腐にびっくりする。

7月の中旬に東京に帰って来た。
前回は、お正月だったので、7ヶ月ぶりである。
息子が産まれてから、私と息子の行動範囲は最寄り駅から数駅の駅周辺に限られていたので、今回は、東京の南の方へ行動範囲を延ばしてみたいと思い、息子を駒沢公園近くのサマースクールに入れたり(家から車で片道1時間以上!5日間とはいえ、よく送り迎えをしたものだと思う)、東京に帰ってくる度に会う、息子とほぼ同じ月齢のお友達たちとの約束も二子玉川のピアレッテにしてみたり、お友達との食事も渋谷にしてみたり、様々、画策している。
で、思った事は、まる3年も離れてしまうと、かなり生活に不自由するということだ。
地下鉄には変な番号がついているし(これは別に不自由ではない、多分知っている人にとっては便利なんだろう)、いつのまにかsuicaが使えるようになっている。地下鉄とJRを乗り継ぐ時にsuicaを先にかざし、更にパスネットを入れたら、エラーが出て駅員さんが飛んで来た。説明を聞いていても、suicaが地下鉄でも使えるようになったと理解出来たのは、数十秒後だった。
住んでいた時は地下鉄で移動する事が多かったので、駅の順番と乗り換えくらいはだいたい覚えていたのに、スムーズに思い出せない。
近所の酒屋とクリーニング屋は閉店してしまっているし、仕方がないので隣に出来たクリーニング屋に出そうと思ったら、自動受け渡しが出来なかったり、出来上がり日の指定が上手く出来なかったりと、やり場の無い怒りがふつふつと沸いてくる。
香港でも言葉の壁で生活力が落ちているのに、日本でも生活力、社会人力が落ちていると思うとなんだか情けなくなった。
なんて、嘆く反面、やはり日本には変わらず美味しいものがあるし、デパ地下に行くと、今日はあと何食たべるんですか?と自分に問いただしたくなるくらい買いたくなり、やっぱり帰って来たな〜と嬉しくなる。
そんなデパ地下で見つけてしまった。
二子玉川のピアレッテに行った後、お友達と一緒に高島屋のデパ地下で見つけたものは、男前豆腐店の「ジョニ男」と「ジョニ男ブラウン」。
豆腐に男前って何!!と驚いていると、店員さんは「蜂蜜やメープルシロップでも美味しいです。」との事だったので、デザートとして購入。そして『実録男前豆腐店マサヒロ』は、義兄マサヒロさんへのお土産として購入した。
店員さんは聞いてもいないのに「波乗りジョニーは私どもの商品ではございません」と続けた。そもそも『波乗りジョニー』なるものも知らなかったのだが、後でインターネットで見たら、何故こんなに類似商品があるのかまではわからなかったが、これもまた豆腐だった。

帰ってからホームページを見ると、豆腐屋さんのホームページとは思えない(はげしく音がするので注意!!)ものだった。
日本のスローフードの代表的なものである豆腐、朝早く向かいの豆腐屋さんから流れてくる豆乳を作る匂いや、それを作っているおじさんの黒いゴム製の大きな前掛け、大きな包丁で切っている豆腐、というものでは全くなかった。

メープルシロップをかけて食べたのだが、味は、クリーミーで、ムースというか、もっと滑らかなブランマンジェといった感じだろうか。
『マブ』というおぼろ豆腐も是非食べてみたい。
by hisa-i | 2007-08-07 02:49


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