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お友達が欲しい年頃

8月に入ってから、なかよしのお友達のSちゃんが日本に一時帰国している。毎日のように遊んでいたので、寂しがらないかと思っていたら、案の定、Sちゃんと遊んだところや、マンションの前にいくと「Sちゃん!」と言って指を指す。月齢も同じなので、よく「双子の様ね」と言われるが、本当に仲が良い。2歳を間近に控え、母親と遊ぶより、子供同士で遊んだ方が楽しそうである。
公園や、子供が遊んでいるところに行くと、走っている子供に合流して一緒になってはしゃいでいる。少し前ナーサリーに入れた方がいいんじゃないかと思ったのも、毎日同じお友達に会って遊ぶ事はダイのためになるのでないかと思った事からだった。

今日は、街市に行った帰りに公園に寄った。6時過ぎで、少し涼しくなった事もあり、公園は香港人やインド人の子供たちで一杯だった。ダイは目を輝かして遊具の間を走り回ったり、滑り台を滑ったりしていた。少しすると、追いかけっこをしている子供たちの一団がいた。上は7歳くらい、下は3歳くらいと、少し年上である。早速仲間に入ろうと、後を追ってあっちへ行ったりこっちへ行ったり。途中「まってー」と言いながら追いかけたが子供たちはダイを仲間に入れる様子は無く、ダーっと走って行ってしまった。ダイは立ち止まって「いっちゃった」とうつむいた。少しの間そうしていたが、気を取り直したように、また一人で走って行った。
その様子を見ながら、何となく涙ぐんでしまった。
遊具を使いたい時には「貸して」、遊びに入れてほしい時には「いれて」と教えているのだが、日本人以外には通じない。ダイは入れて欲しくて「待ってー」と言ったのだが、それももちろん通じなかった。英語や広東語でのコミュニケーションの取り方を教えられないのが申し訳ないような気になってしまった。
しかし、きっとこうやって社会性を学んで行くのかもしれない、と私も気を取り直してはみたものの、ますますナーサリーの必要性を感じてしまった。
by hisa-i | 2005-08-12 23:00 | ダイと私


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