最近、急に息子が絵本が好きになった。
香港では、なかなか良い絵本が手に入らない。 日本から毎月2冊、絵本を届けてくれるサービスもあるのだが、本屋好きの私は、その楽しみが奪われそうなので、なんとなく利用を控えている。 ということで、日本に帰る度に7〜10冊くらいの絵本を買っている。 今までは、息子はあまり絵本が好きではなく、ほとんど興味を示さず、1歳以前は絵本はかじるもの、1歳代は、ママと投げたり転がしたり(転がらないが)して遊ぶもの、2歳代は絵本というよりアンパンマンやディズニーのテレビ絵本なら見たがる、というもので、およそ、私の理想としている、親子での絵本の楽しみ方ではなかった。 ところが、遅ればせながら、3歳と少しで断乳をし、寝る前の友に絵本が入ってくると急に自分から「絵本、絵本」と言い始めた。そして、2、3冊読むと、ふ〜っと眠りにつく。(早く寝かせたい時は、「今日はね〜、新しい絵本だよ〜」等と言って、ちょっと難しい本を持ってくると、半分くらいで寝せる事ができる、なんていう技も使える!) 最近のお気に入りはガラゴシリーズ。 絵がとても緻密に書かれており、景色や生き物、家の中のインテリア等々、私が見ていてもワクワクする。また、お話の筋にはほとんど関係ないようなべつの出来事も順を追って書かれているのも楽しい。例えば、ガラゴがスイカを食べていると甲虫が、だんだん近くに寄って来て、ついにスイカを得る、というもので、虫キングや仮面ライダーカブトなどで、甲虫に興味のある息子は、絵本を読んでいる最中にその事ばかり考えているんじゃないかと思うときもある。 同じ作者でバム・ケロシリーズもお気に入り。 ガラゴに出て来た生き物が出てくると、息子は「ちょっとまって!」とガラゴを引っ張り出して来て「見て!このこがまた来た〜」と発見を楽しんでいる様だ。 その他は『ある朝ジジ・ジャンボウはおったまげた』や『かいじゅうたちのいるところ』が今のお気に入りで、これらの主人公の男の子は、自分と同じような悪ガキ!というところに共感が持てるのだろうか。『ある朝〜』はジジといういたずらばかりしている男の子のお○ん○んがどこまでものびてそれを追いかけて行く話しなのだが、むすこに「○○のはだいじょうぶ〜〜」と聞くと「キャ〜」と言いながら、喜んでいる。 『かいじゅう〜』の方は、大暴れした男の子が部屋に放り込まれたら、その部屋がどんどんジャングル化していき、怪獣たちのいる島へ行くというもの。これも、「悪い事ばっかりしていると、ママに会えなくなるよ〜○○はいい子にできる??」なんて言いながら読んでいると翌日行動を改めたりすることもあるので、絵本の効用は道徳教育にもいいわ〜なんて、訳の分からない喜び方をしている私。。 ただ、息子は同じ本を繰り返し読みたがるので、(ガラゴはもう何日続けて読んでいるだろうか。。)たまに私が眠いときは、飽きてしまって先に寝てしまうと、次の朝に、「ママ昨日早く寝たから、もう一回読んで」とせがまれる。 今まで買った絵本たち、まだ10%くらいしか、活用されていない。
by HISA-I
| 2007-02-28 06:43
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