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ボウケンレッドみたいにしてください

息子は散髪が大嫌い!
前回の散髪は8月の初旬だったのだが、それ以来、前髪を少しずつ目にかからないように切るだけで、その他は、伸ばしっぱなし。
最近では、前髪だけを切るのも嫌がり、私も、夏の散髪があまりに大変だったため、一日延ばしにしていた。が、ついに、息子は前髪が目に入るせいか、目をしばしばし始め、健康上にも良く無いということで息子を説得。しかしどうしても嫌がる。が、切らない訳にいかない。
嫌がる息子を、幼稚園に行く前に、無理矢理、洗面台の前に立たせ、前髪を引っ張りながらジョキジョキ切った。とにかく早く切らねば、息子も逃げるし、幼稚園に行く時間も迫っていた。
結果、前髪はガタガタ、息子は泣き叫び、私は、あまりの自分の下手さ加減に呆れ、「これじゃ、全然かっこ良く無いね。。。ママは出来ないのに○○ちゃんが散髪に行きたがらないから、本当に大変だよ」と息子にあたる。息子は泣きながら「今度はちゃんと行けるから、、行けるから」と繰り返すので、「今日帰ってきたら、切りに行こうね」と約束した。
とは言っても、簡単に事は運ばないだろうと、友達に相談したところ、「ボウケンジャーみたいにしてもらおうよ〜、と言ってみたら?」という事だった。
あの頑固な息子が、それで納得するかとも思ったが、やってみる価値はあると思い、帰って来たところで、「ボウケンジャーの誰みたいにしてもらおうか??」と聞いてみると、ポスターを見ながら「ボウケンレッドがいいな」と言う。これはいけるかも、と思い「ボウケンレッドみたいにしてくださいって言うんだよ」と出かける。
行こうと思っていた子供用の美容院は既になく、仕方ないので、いつも私が行っているところに連れて行った。
イスに私が座り、「おいで」と言うと、息子は、私のバッグまでまっしぐら。
なんと、持って来たポスターを取り出し、美容師さんを見上げ、一生懸命「レッドみたいにしてください」と言っている。私が思う以上に、効果があったようだった。
素直に大人しく座っていたとは言えないが、何とか切る事が出来た。
ボウケンレッドは髪が立っているため、髪質が違う息子は何かを付けて立たせないと似ていないが、確かに耳のあたりの切り方は似ている。はじめは、「ちょっと違うね〜」なんて言っていたものの、耳の辺りを指して「この辺はそっくりだよ」と言うと「そうだね」とご満悦。
また伸びたら切りに来ようね〜と美容師さんにバイバイして帰って来た。
やっと、切る事ができて、本当に、一安心である。
ボウケンレッドヘアーで変身ポーズで遊ぶ息子(変身ポーズは上手く写真にとれず!)。
ボウケンレッドみたいにしてください_b0003621_19212368.jpg
by HISA-I | 2007-03-11 18:29


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