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5歳の誓い

先週、息子が5歳になった。
息子にとって、誕生日というのは、自分の成長を確認する最も身近な出来事の様で、5歳になる1ヶ月前くらいから、いろいろと、誓いを立てていた。
5歳になったら、浮き輪なしで泳ぐ練習をしてみる。
5歳になったら、ママのお手伝いをたくさんする。
5歳になったら、文字の練習をする。
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などなどである。
どれもこれも、こちらから言い出した事ではなく、本人が決めた事である。

息子は、プールや海で遊ぶのが大好きではないが、好きである。手放せないのが浮き輪。
南の島のビーチに行くと、シュノーケリングをするのだが、息子は浮き輪をしたまま、海の中を見る事もなく、魚に餌をあげている。海の中をちょっとでも覗ければ楽しいのにと、前回行った時は、水泳のコーチをつけたのだが、とても嫌がり、コーチに、この子はまだ泳ぎを習う準備ができていないと言われてしまった。ま、本人が楽しんでいるのなら、浮き輪でもかまわないか、、と、こちらも諦めて、この夏も、浮き輪でプールを楽しんでいた。
しかし、見た目も大きくなってくると、浮き輪を持っている図も可愛らしくなくなってくる。で、また、浮き輪を外す練習を勧めてみると、じゃ、5歳になってから、という訳である。結局、5歳になる直前にパパやお友達と練習をして、少しずつ出来るようになってきた。

お手伝いは、料理やお菓子作りの時に、卵を割ったり、混ぜたりなどなどを気が向いた時だけ、手伝ってくれる。今日もドーナツを作る時に、卵を割って砂糖とバターを混ぜるところまで一緒にやった。出来立てのドーナツ、とてもおいしかったのだが、息子は‘ぼくが手伝ったからおいしくなった!’と誇らしげ。

文字の練習は、新しい学校になったのをきっかけに、かわいい先生の指導のもとに練習をしているようだ。まだ、1ヶ月と少しなのに、随分筆圧が強くなり、自分の名前を左から右に並べてかけるようになった。
少し前までは、文字の上下左右を自由に書いたり、わざと二列に書いたり、文字を重ねたりしていたのだが、お友達に誕生日プレゼントのお礼カードを書かせたら、見本を見せなくても、アルファベットで言っただけで、書けるようになっていた。息子なりに大進歩である。

自分で決めた事をちょっとずつでも達成させてきている。
息子が、何に対しても、やる気がでるまで、じっくり寛容になることが、ママになって5歳の私の誓いである。
by HISA-I | 2008-10-06 03:22


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